コーヒーの代わりになるドリンクは?眠気覚ましやリラックスするにはこの飲み物がおすすめ

コーヒー以外に眠気覚ましになる飲み物が知りたい

運転や勉強の時に眠気覚ましとしてコーヒーを活用している方の中にも、コーヒーの味が苦手な人もいらっしゃるかと思います。

そこでこの記事では、コーヒー以外でカフェインを多く含むドリンクや、カフェインの入っていないリラックスできる飲み物をご紹介しています。

記事を書いた人

喫茶店やカフェの店舗運営を10年以上経験。コーヒーインストラクター1級(JCQA)・SCAJなどコーヒーに関する資格を保有。

コーヒー以外でカフェインを含むドリンク

コーヒーにはカフェインが多く含まれていて、集中したい時や眠気覚ましに効果がありますが、

  • コーヒー独特の苦味
  • 飲んだ後の匂い
  • 歯の着色

が気になる方もいらっしゃるかと思います。

そこで、ここからはコーヒー以外のカフェインを多く含むドリンクについて紹介していきます。

眠気覚ましのドリンクやエナジードリンクは除いている

100mlに含まれるカフェイン量をランキングにするとこんな感じ、コーヒーは玉露についでカフェインを多く含んでいる。

カフェインの量
玉露160mg
コーヒー60mg
紅茶30mg
緑茶20mg

コーヒーのカフェインの量や効果について詳しく解説している記事があるので、気になる方はチェックしてみてください。

1位:玉露

玉露はコーヒーの3倍近くカフェインを含んでいます

見た目は緑茶に似ていますが、日本の高級茶の1つで甘みがあり苦味や渋みが少ないのが特徴です。

ペットボトルでも玉露を含む製品はありますが、カフェインが少ないものが多いので、基本的には急須で入れて飲む茶葉タイプがおすすめ。

2位:紅茶

紅茶はコーヒーに次いでカフェインを多く含む飲み物です。

紅茶はコーヒーと同じぐらい一般的な飲み物で、多様な種類や味わいから世界中で愛されています。

ペットボトルで販売されている紅茶とティーパックで淹れた紅茶のカフェインの濃度に違いはありますが、総量は同程度です。

100mlのカフェイン量1杯の量
ティーパック30mg60mg(カップ 200ml)
ストレートティー(午後の紅茶)12mg60mg(500mlペットボトル)

3位:緑茶

日本人に広く親しみのある緑茶にもカフェインが含まれています。

含有量は決して多くはありませんので、1日に2L以上飲まなければカフェインの取り過ぎにはなりません。

また、ペットボトルに入って販売されている製品と急須で淹れた緑茶ではほとんどカフェインの量に違いがないため、味わいや好みによって選べます。

カフェインが入っていないドリンク

身の回りの飲み物には意外とカフェインを含んでいるものが多いですが、ここからはカフェインを含まないドリンクをご紹介していきます。

カフェインが入っていないので、夕食や寝る前に飲むことができ、ドリンクの種類によってはリラックス効果も期待できます。

デカフェ・カフェインレスコーヒー

カフェインが原因でコーヒーを飲めない方には、カフェインの含有量が少ない「デカフェ」や「カフェインレスコーヒー」がおすすめです。

一昔前は、味わいや風味に物足りなさのあった「デカフェ」ですが、近年の技術進歩によって通常のコーヒーの味わいに限りなく近くなってきています。

最近ではスタバやお店でも注文できるだけでなく、ペットボトルのコーヒーにもカフェインの少ない製品が登場してます。

夜でもカフェインを気にせず楽しめる

デカフェについて詳しく解説している記事があるので、気になる方はチェックしてみてください。

ココア

ココアには純ココアとミルクココアの2種類があります。

純ココアには100mlに10mgのカフェインが含まれていますが、ミルクココアには微量のカフェインしか含まれていません。

どちらもコーヒーに比べるとカフェインが少ないですが、ミルクココアであればカフェインを気にすることなく飲むことができます。

ちなみに、ミルクココアは純ココアに砂糖や脱脂粉乳を加えたもので、お湯や牛乳に溶かして飲むことのできるものです。

休憩中や気分を変えたい時におすすめ

ルイボスティー

近年の健康ブームで人気を高めているルイボスティーは、カフェインが入っていないだけでなく体に良い成分も多く含まれています。

風味は独特な甘味とまろやかさがあることから好き嫌いは別れますが、筆者は何度か飲んでいるうちに好きになってきました。

ちなみに、ルイボスティーにはレッドルイボスティーとグリーンルイボスティーがあり、それぞれ異なる風味が楽しめます。

一般的なのはレッドルイボスティー

麦茶

カフェインを含まないお茶と言えば麦茶を連想する方も多いのではないでしょうか。

実は、麦茶に使われている大麦の種類によって味わいも変化し、六条大麦や二条大麦などほのかな苦味の中に甘みを感じる種類もあります。

また、夏のイメージの強い麦茶ですが、寒い季節にホットで飲むことでリラックス効果や体を温める効果も期待できます。

ハーブティー

ハーブティーは、植物の葉・茎・花などから抽出した飲み物でたくさんの種類があります。

代表的なものとしては、カモミール・ローズヒップ・ペパーミントなどがあり、通常のお茶とは違いカフェインを含みません。

好みに応じてブレンドも可能なので、自分好みにドリンクをカスタマイズしたい方にもおすすめです。

白湯(さゆ)

白湯は水を温めた飲みものなので、もちろんカフェインは含まれていません。

味はないものの、カロリーなどを気にする必要もなく好きなだけ水分を取ることができます。

就寝前や起床後に白湯を飲むことで体温を上げる効果も期待できます。また、最近は白湯の適温を保ってくれるカップも登場したりしています。