お店の人に相談しながらコーヒーを買いたい
土居珈琲は、残念ながら2024年8月時点では店舗による販売を行っていません。
コーヒーを購入するなら、公式サイト・楽天・Amazon・Yahooショッピングなどの通信販売で注文することができます。
50年以上の歴史があるコーヒー豆屋さんが店舗を持たない理由は何なのでしょうか?
この記事では、土居珈琲が店舗販売しない理由や、土居珈琲で買えるコーヒーの種類やセットについて解説しています。
喫茶店やカフェの店舗運営を10年以上経験。コーヒーインストラクター1級(JCQA)・SCAJなどコーヒーに関する資格を保有。
土居珈琲について
土居珈琲は1971年に土居博司が創業したコーヒー会社で、「何杯飲んでも飽きない味わい」をコンセプトに50年以上コーヒーを作り続けています。
創業時より、大量生産による効率的なコーヒー豆作りでは理想の味わいを表現できないと判断、量よりも質にこだわった製法が今でも引き継がれているそうです。
工房内には6台の小型な焙煎機しかないため、1日に焙煎できるコーヒー豆の上限が決まっていて、豆の状態に合わせて焙煎具合を調整しています。
実店舗を持たない理由は?
実は土居博司氏は、昔に喫茶店を開業したことがあったそうです。
しかし、運営に掛かる固定費が想像以上に掛かったことと、その中で納得いく品質のコーヒーを提供するのが難しかったため断念したということでした。
以下の引用は土居博司氏の言葉で、彼のモノづくりへのこだわりが伝わってくるフレーズをご紹介します。
「妥協した豆使って『まぁ、ええか』と思いながら、店を続けられるほど器用でもあらへんしな。おれは自分が良いと考えるコーヒーを、“作る”ことにこだわりたい」。
土居博司氏は理想のコーヒーのために、焙煎や製造に特化した今の形を選択し、半世紀以上もコーヒーの会社を存続させました。
公式サイトでは、他にもこだわりのエピソードや夢について語っているので、気になる方はチェックしてみてください。
こだわりのコーヒーを少量で試せる
土居珈琲の定番メニューとして、14種類のコーヒー豆を取り扱っています。
その中でも人気の高い2種類のコーヒーがセットになった、「小さな焙煎」おためしセットが用意されています。
- エルサルバドル ラ・レフォルマ農園
- グアテマラ カペティロ農園
それぞれのコーヒー豆が100g入っており、送料を含めた総額が2,926円となっています。
まずはお試しセットがおすすめ
単品購入や定期購入もできる
土居珈琲の銘柄シリーズでは、以下の14種類のコーヒー豆が単品で購入できます。
- グァテマラ カペティロ農園
- エルサルバドル ラ・レフォルマ農園
- ブラジル アマレロ
- ブルーマウンテンNo.1 ジャーニーズ・エンド農園
- パプアニューギニア シグリ農園
- 甘いブレンド
- 女性に人気のブルマンブレンド
- 香りが独特、モカブレンド
- 専門店のアイス珈琲
- 熟成させて深い苦味とコクを表現した大人なブレンド
- 苦いブレンド
- コクを楽しむブレンド
- 軽い味わいの浅煎りブレンド
- カペティロ アイスブレンド
他には、「手と手 Connection Plan」という定期購入できるプランも用意されています。
- 200g×5銘柄
- 100g×5銘柄
- 200g×3銘柄
定期購入のプランでは、届けてもらう期間も設定でき、毎月・2か月毎・3ヶ月毎の3つのパターンから選択できます。
1日1杯のペースでコーヒーを飲む方なら「100g×5銘柄」のプランを選べば、1ヶ月で飲み終えられる。
挽き目を選ぶこともできる
まとめ
この記事では、土居珈琲の店舗情報と購入できるコーヒー豆について解説をしてきました。
土居珈琲はコーヒー豆の焙煎・製造に特化した会社です。こだわりの詰まったコーヒーを一度試されたはどうでしょうか。
気軽に試せるお試しセットも用意されているので、気になる方は公式サイトを覗いてみてください。
コーヒー豆を買う前にお店で飲んでみたい