「ハリオの新作ケトルが気になるけど、実際どうなの?」
今回レビューする製品は、HARIO(ハリオ)から発売されている「Electoric Kettle Lyra(エレクトリックケトル ライラ)」です。
コーヒー用のケトルは5千円以内でも購入することができますが、Lyraは2万円を超える価格になっていますが何が違うのでしょうか?
この記事では、バリスタとして働いている筆者が「Electoric Kettle Lyra(エレクトリックケトル ライラ)」を使ってみた感想をまとめています。
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「Electoric Kettle Lyra(エレクトリックケトル ライラ)」の良い点と気になる点

バリスタである筆者が「Electoric Kettle Lyra」を使って感じた良い点と気になる点について簡潔にまとめた後、その理由について詳しく解説しています。
- 価格が高い
業界最軽量クラスでとにかく軽く、注ぎやすい

「Electoric Kettle Lyra」の特徴の一つに、軽さがあげられます。
水を入れていない状態だと、本体重量がわずか約530gとかなり軽量になっています。
他社の製品場合、600g〜1,000g程度のものが多く、重いものと比較すると約半分の重量になります。

最軽量クラスの軽さを実現

ケトルの持ち手は重さを分散させるように設計されているので、手に馴染みやすく持った時に軽く感じました。

ケトル本体がスリムに設計させているので、ドリップ中にケトルを動かしてもお湯の撹拌が起こりにくく、安定してお湯を注ぐことができます。

「Electoric Kettle Lyra」は、軽さや使いやすさにこだわったケトルなので、使用頻度の高い方や女性の方にもお勧めできる製品だと感じました。

価格以上の価値のあるケトルだと思う
美しいデザインかつ、コンパクトな設計

「Electoric Kettle Lyra」は、価格が2万円を超える高級なケトルになりますが、デザイン性が高く高級感もあります。

ケトル本体はマットな質感で、ブラックとホワイトが用意されています。

操作パネルは一面強化ガラスを採用していて、めちゃめちゃカッコいい。
ボタンタイプではなくタッチセンサーで操作を行うので、汚れが溜まりにくく掃除もしやすい。

ケトルの台座サイズとしては、横幅と奥行きが約15.7cmなので、場所を取らず狭いスペースにも置くことができます。
ケトルはどの向きでも台座にセットできるので、左右にスペースがない場所でも設置することが可能。
1度単位でお湯の温度を調整でき、便利な機能もたくさんある

「Electoric Kettle Lyra」は、38度〜100度の範囲で1度単位で湯温を調整することができるだけでなく、
- 湯温の設定を保存できるプリセット機能
- タイマーやストップウォッチ機能
- ワンタッチ沸騰機能
- 保温機能やKEEP機能
- ミュート機能
などを搭載しています。
コーヒーを抽出する際は、お湯の温度で味わいが変わるため、自分の気に入った温度を記録できる機能はとても嬉しい機能。
また、時間を測ることもできるので、ハンドドリップする際やカップ麺を作る時にも活用できます。

業務用としても使えるレベル
製品のスペック
ハリオ「Electoric Kettle Lyra」のスペックについてまとめてみました。
販売価格 | 25,300円 |
電源 | AC100V |
最大容量 | 0.8L |
最小容量 | 0.3L |
サイズ | 幅280mm × 奥行157mm × 高さ210mm |
重量 | 1.1kg |
コードの長さ | 1.2m |
まとめ
ここまで、HARIOの「Electoric Kettle Lyra」について解説してきましたが、最後にこの製品の特徴をまとめてみました。
- 価格が高い
喫茶店やカフェの店舗運営を10年以上経験。コーヒーインストラクター1級(JCQA)・SCAJなどコーヒーに関する資格を保有。