豆を使わないコーヒーって?代替コーヒーの背景についても解説

コーヒー豆を使わないコーヒーって?

コーヒー豆は地球温暖化の影響で、2050年には収穫量が現在の半分ほどになると危惧されています。

その問題を解決すべく、アメリカのスタートアップ企業がコーヒー豆を使わない「代替コーヒー」を開発、今回日本に初上陸しました。

この記事では、「代替コーヒー」の原料や味わい、代替コーヒーが生まれた背景についても解説しています。

記事を書いた人

喫茶店やカフェの店舗運営を10年以上経験。コーヒーインストラクター1級(JCQA)・SCAJなどコーヒーに関する資格を保有。

代替コーヒーとは

今回日本で紹介されているのは、アメリカのスタートアップ企業が開発した「代替コーヒー」。

この「代替コーヒー」は、農業廃棄物を原料としていて、緑茶から抽出したカフェインなどで香りや味わいを本物のコーヒーに近づけているそうです。

「代替コーヒー」が生まれた背景は?

コーヒーの栽培は、長らく発展途上国の主要な産業とされてきましたが、製造工程や土地の開拓など、環境への負荷も懸念されていました。

また、ここ最近の温暖化による不安定な気候により収穫量が減少、需要に対して生産が追いつかずコーヒー豆の高騰の引き金になっています。

これらの要因から、将来的な収穫量の減少や価格の高騰といった問題から「代替コーヒー」が登場、消費者や環境に配慮したコーヒーが広がりを見せています。

味わいや香りは?

「代替コーヒー」の見た目はエスプレッソそのもので、苦味もあって濃厚な味わいや香りが楽しめるそうです。

そんな代替コーヒーは「ATOMO COFFEE」が販売をしており、東京の渋谷区にあるお店で味わうことができます。

まとめ

この記事では、今回日本に初上陸した「代替コーヒー」について解説してきました。

正直バリスタの立場からすると、コーヒー豆を使用していないコーヒーをコーヒーと認めたくない気持ちもありますが、実際に飲んでみて判断したいと思っています。

近いうちに試してみて、記事にしますので今しばらくお待ちください。